強迫性障害ではどのような症状がありますか?
強迫性障害は、強迫観念、あるいは強迫行為といった強迫症状がみられます。
強迫症/強迫性障害の特徴的な症状は、強迫観念と強迫行為の2つです。
強迫観念とは、自分の意志とは関係なく、何度も頭の中に浮かんできてしまう考えやイメージのことです。
「これはおかしい」「考えないようにしよう」と思っても、どうしても気になってしまい、心がそのことでいっぱいになります。たいていの人において、それは強い不安や苦痛の原因となります。
強迫行為は、繰り返しの行動(確認する、順番に並べる)や、心の中での作業(数える、声を出さずに言葉を繰り返す)です。
例えば、「手が汚れている気がして、何度も手を洗ってしまう」や、「災いを避けるために何度も同じお祈りを心の中で唱える」といった行動がこれにあたります。
その行動は、不安または苦痛を避けるか緩和する、または何か恐ろしい出来事や状況を避けることを目的としていますが、明らかに過剰なことが多いです。
公開日:
最終更新日:
精神科・心療内科
日下 慶子 監修
(参考文献)
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
強迫性障害
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
一問一答なので 読むのが簡単
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
「強迫性障害」とはどのような病気ですか?
強迫性障害は、強迫観念、あるいは強迫行為といった強迫症状を特徴としています。
強迫性障害の原因は何がありますか?
強迫性障害の原因は明らかになっていません。
強迫性障害には初期症状はありますか?
初期症状として、日常生活の中で不安やこだわりが強くなり、何度確認しても安心できなくなったりします。
強迫性障害の場合、主にどのような治療をしますか?
主に薬物療法と認知行動療法が行われます。
強迫性障害が疑われる場合、何科を受診したらよいですか?
精神科や心療内科を受診することをおすすめします。
強迫性障害が疑われる場合、病院を受診する目安はありますか?
不安やこだわりが度を超え、何度確認しても安心できなかったり生活に支障をきたす場合は、病院を受診する目安にしてください。
強迫性障害のセルフチェックはできますか?
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
強迫性障害は主にどのような薬で治療しますか?副作用はありますか?
まず、選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)と呼ばれる抗うつ薬が使用されます。
強迫性障害で薬が効かない場合、どうしたらよいですか?
薬物療法以外にも認知行動療法が行われます。
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラサービスの目的と位置付け
ユビー病気のQ&Aは、情報提供を目的としたサービスのため、医師・医療従事者等による情報提供は診療行為ではありません。
診療を必要とする場合は、医師・医療機関にご相談ください。
当サービスは、信頼性および正確な情報発信に努めますが、内容を完全に保証するものではありません。
情報に誤りがある場合は、こちらからご連絡をお願いいたします。