強迫性障害ではどのような症状がありますか?
強迫性障害は、強迫観念、あるいは強迫行為といった強迫症状がみられます。
強迫症/強迫性障害の特徴的な症状は、強迫観念と強迫行為の2つです。
強迫観念とは、自分の意志とは関係なく、何度も頭の中に浮かんできてしまう考えやイメージのことです。
「これはおかしい」「考えないようにしよう」と思っても、どうしても気になってしまい、心がそのことでいっぱいになります。たいていの人において、それは強い不安や苦痛の原因となります。
強迫行為は、繰り返しの行動(確認する、順番に並べる)や、心の中での作業(数える、声を出さずに言葉を繰り返す)です。
例えば、「手が汚れている気がして、何度も手を洗ってしまう」や、「災いを避けるために何度も同じお祈りを心の中で唱える」といった行動がこれにあたります。
その行動は、不安または苦痛を避けるか緩和する、または何か恐ろしい出来事や状況を避けることを目的としていますが、明らかに過剰なことが多いです。
精神科・心療内科
日下 慶子 監修
(参考文献)
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