強迫性障害の人の割合は何人に一人ですか?
約100人に1〜2人程度と言われ、決して珍しい病気ではありません。
強迫性障害は、特別な人がかかるまれな病気というわけではありません。
さまざまな調査や研究がありますが、一般的に、一生のうちで一度でも強迫性障害を経験する人の割合(これを生涯有病率といいます)は、およそ100人に1人から2人程度(人口の1~2%)と報告されています。
発症する年齢は、10代後半から20代前半の思春期や青年期が多いとされていますが、もっと幼い子どもや、成人してから初めて症状が出る人もいます。
男女で発症のしやすさに大きな違いはないと考えられています。
ただし、これらの数字はあくまで医療機関などで診断されたり、調査で把握されたりした数です。
実際には、症状に悩んでいても「これは性格の問題だ」「恥ずかしくて誰にも言えない」などと考えて、専門機関に相談していない人もいると考えられています。
そのため、実際にはもっと多くの人が強迫性障害の症状で困っている可能性も指摘されています。
もしご自身や周りの人で気になることがあれば、早めに専門家に相談することが大切です。
こころの港クリニック 京橋・東京駅前 精神科・心療内科
山﨑 龍一 監修
(参考文献)
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