強迫性障害で薬が効かない場合、どうしたらよいですか?
薬物療法以外にも認知行動療法が行われます。
強迫症/強迫性障害の治療では、薬物以外にも認知行動療法(CBT)が行われます。
CBTの一種である「曝露反応妨害法」では、心理教育や状況の確認を行いつつ、不安を引き起こすものや状況をリスト化し、不安のレベルが強いものから順に並べます。
このリストをもとに段階的に不安に慣れる練習が行われます。
これには、2つの方法があり、ひとつ目は「曝露法」で、不安を引き起こす状況に長時間直面することに挑戦し、徐々に不安が減ることを目指します。
2つ目は「反応妨害法」で、不安を和らげるために行っていた強迫行為をあえてしないようにします。これにより、状況に慣れることができ、そのうち不安が下がってくるということを学習します。
いずれの治療法も、患者さん個々の症状や状況に応じて選択されます。
精神科・心療内科
日下 慶子 監修
(参考文献)
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