強迫性障害の人が治るきっかけはどんなものがありますか?
薬物療法や認知行動療法といった専門家の治療を受けることが、治るきっかけとしては最も確実です。
治るきっかけとして最も可能性が高いものは、精神科医や臨床心理士などの専門家による適切な治療を受けることです。
例えば「曝露反応妨害法」という認知行動療法の一種などが効果的とされています。
これは、不安を感じる状況にあえて身を置き(曝露)、強迫行為を我慢する(反応妨害)練習を繰り返すことで、不安や強迫観念に慣れていく治療法です。また、抗うつ薬による薬物療法も有効な場合があります。
治療と並行して、ご本人が「よくなりたい」と強く思うことや、病気について正しく理解し、自分の症状と向き合おうとすることも大切なきっかけになります。
さらに、家族や友人など、周りの人が病気を理解し、焦らず温かくサポートすることも、ご本人が安心して治療に取り組むための大きな助けとなります。これらの要因が組み合わさることで、症状の改善につながることが多いです。
こころの港クリニック 京橋・東京駅前 精神科・心療内科
山﨑 龍一 監修
(参考文献)
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