強迫性障害には初期症状はありますか?

初期症状として、日常生活の中で不安やこだわりが強くなり、何度確認しても安心できなくなったりします。

解説

強迫症/強迫性障害の初期症状として、「ドアに鍵をかけたかな?」「ガスの火を消したかな?」と何度も不安になり確認を繰り返したり、ラッキーナンバーや縁起に強くこだわることがあります。

こうした不安やこだわりが度を超え、何度確認しても安心できなかったり、特定の数字へのこだわりが生活に支障をきたす場合、強迫症/強迫性障害の可能性があります。

さらに、「手が危険なウイルスで汚染されている」という強迫観念から、いつまでも手を洗い続けたり、肌荒れするほどアルコール消毒を繰り返したりすることもあります。

これらの行動が無意味で過剰だとわかっていても止められず、苦痛を感じている場合は、治療が必要であると言われています。

公開日

最終更新日

精神科・心療内科

日下 慶子 監修

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(参考文献)

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強迫性障害

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関連するQ&A

強迫性障害が自然に治った例はありますか?

強迫性障害が自然に完全に治るケースは非常にまれです。

強迫性障害の確認行為をやめる方法はありますか?

専門医の指示に従い薬物療法を正しく継続したり、認知行動療法が有効と言われています。

強迫性障害になりやすい人の特徴はありますか?

責任感が強い、完璧主義、こだわりが強いなど性格的な特徴があります。

強迫性障害を気にしない方法はありますか?

認知行動療法が有効です。

強迫性障害について母親が原因のひとつと考えられるのは、どのような場合ですか?

妊娠中の母親によるカフェインやアルコールの過剰摂取、喫煙が関係する可能性があります。

強迫性障害の場合、日常生活で気をつけることはありますか?

規則正しい生活や十分な睡眠、外出を心がけることが大切です。

強迫性障害で薬が効かない場合、どうしたらよいですか?

薬物療法以外にも認知行動療法が行われます。

強迫性障害は主にどのような薬で治療しますか?副作用はありますか?

まず、選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)と呼ばれる抗うつ薬が使用されます。

強迫性障害のセルフチェックはできますか?

解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。

強迫性障害が疑われる場合、病院を受診する目安はありますか?

不安やこだわりが度を超え、何度確認しても安心できなかったり生活に支障をきたす場合は、病院を受診する目安にしてください。

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