房室ブロックではどのような症状がありますか?
房室ブロックの主な症状には、めまいやふらつき、失神、息切れなどがあります。
房室ブロックの主な症状には、めまいやふらつき、失神、息切れなどがあります。
房室ブロックでみられる主な症状は、以下の通りです。
脈がゆっくりになり脳血流が低下することで生じる症状
- めまい
- ふらつき
- 眼前暗黒感 (一時的に目の前が暗くなる感覚)
- 失神 (突然意識を失い、姿勢を保てなくなる症状)
- けいれん:失神に伴って脳血流の低下により引き起こされることがあります。
心不全に関連する症状
- 息切れ:特に労作時(体を動かした時)に現れやすいです。
- 易疲労感 (疲れやすさ)
なかには自覚症状を伴わないこともあります。
脈が止まった状態が2~5秒程度の場合には、めまいやふらつき、眼前暗黒感などの症状が現れることがあり、6秒以上持続する場合には、失神に至ることがあります。失神の際には、全身のけいれんや脱力を伴って転倒し、顔面や頭部に外傷を負うことも少なくありません。
徐脈性不整脈の中でも、発作性房室ブロックは失神の原因となることが多いとされています。症状の現れ方は、不整脈の種類や徐脈の程度、心停止の持続時間、体位などによって異なります。
おだかクリニック 循環器内科 副院長
小鷹 悠二 監修
(参考文献)
こちらの記事は参考になりましたか?
よろしければ、ご意見・ご感想をお寄せください。
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
房室ブロック
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
疾患について分かりやすくまとまっています
1
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
2
一問一答なので 読むのが簡単
3
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
初めての方へ
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ医療AIに不調を相談
医療AIパートナー ユビー
24時間いつでも健康の悩みを気軽にチャットで相談できるあなただけの医療AIパートナー。なんとなく不調な時や人に相談しづらい悩みがあるときも、どんな相談もOKです