ALアミロイドーシスとはなんですか?
異常な形質細胞により産生されるアミロイドタンパクが原因で引き起こされます。
ALアミロイドーシスとは、免疫グロブリン性アミロイドーシスのことを指します。「免疫グロブリン」とは、いわゆる「抗体」のことで、リンパ球の一部や形質細胞と呼ばれる免疫を担う細胞が産生します。この形質細胞に異常が起こると、変質した抗体(アミロイドタンパク)を産生することがあります。
異常な働きをする形質細胞によって産生されたアミロイドタンパクが全身の臓器に溜まることで、さまざまな症状を引き起こします。
多発性骨髄腫など血液の疾患を伴うことも多いですが、伴わない場合は「原発性ALアミロイドーシス」と呼ばれます。
おだかクリニック 循環器内科 副院長
小鷹 悠二 監修
(参考文献)
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