水疱瘡の初期ではどのような症状が出ますか?
通常、発疹などの皮膚症状が現れます。大人は発熱や倦怠感が初期症状となる場合があります。
通常、発疹などの皮膚症状が初期症状となります。しかし、大人が感染した場合は、発熱や全身倦怠感が初期症状となる場合があります。
子どもが感染した場合の症状
通常、かゆみを伴う皮膚症状が初期症状となります。赤い発疹(紅斑)や、米粒ほどの大きさに膨れ上がった発疹(丘疹)がまばらに現れることで気づかれます。
場所は、最初に頭皮、次いで体幹や腕や脚にみられます。場合によっては、鼻咽頭、気道、腟などの粘膜にも現れることがあります。
紅斑や丘疹が現れたあと、もしくは並行して水ぶくれ(水疱)や膿をもった発疹(膿疱)がみられはじめ、7~10日間かけてかさぶたに移行していきます。発熱も多くの患者さんでみられます。
大人が感染した場合の症状
皮膚症状が現れる1~2日前に発熱と全身倦怠感がみられることがあります。
その後、子供と同様にかゆみを伴う皮膚症状が現れます。ただし、大人は子供と比較して重症となる傾向があり、高熱があり倦怠感が強い、水ぶくれ(水疱)が多く皮膚症状が強い、肺炎などの内臓の合併症が多いといった点が特徴となります。
東日本橋内科クリニック 循環器内科 院長
白石 達也 監修
(参考文献)
国立感染症研究所.“水痘とは”.https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/418-varicella-intro.html,(参照 2024-11-27).
今福信一.成人水痘-妊婦の水痘などを中心に.国立感染症研究所,https://www.niid.go.jp/niid/ja/typhi-m/iasr-reference/2256-related-articles/related-articles-404/4010-dj4044.html(参照 2024-11-27)
日本小児科学会.“水痘ワクチン”.日本小児科学会.https://www.jpeds.or.jp/uploads/files/VIS_B-09suitou_202312.pdf,(参照 2024-11-27).
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
水疱瘡
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
一問一答なので 読むのが簡単
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ