ヘルパンギーナ(夏風邪)
「ヘルパンギーナ」とは、発熱や赤みを伴う喉の腫れ、水ぶくれなどを引き起こすウイルス性の感染症で「夏風邪(夏かぜ)」とも言われます。通常は1週間程度で自然とよくなる病気ですが、発熱が長引いたり、頭痛や嘔吐が続いたりする場合は、小児科や内科を受診しましょう。
国立成育医療研究センター 周産期・母性診療センター 小児科
福井 加奈 監修
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ヘルパンギーナ(夏風邪)とはどのような病気ですか?
エンテロウイルスが原因で起こる感染症です。発熱や喉の腫れ、水疱(すいほう)などの症状が見られます。
ヘルパンギーナ(夏風邪)は自然に治りますか?
たいていは自然に治ります。
ヘルパンギーナ(夏風邪)にはどんな人がなりやすいですか?
ヘルパンギーナ(夏風邪)は、殆どの場合、乳幼児がかかりやすい病気ですが、大人がかかる場合もあります。
ヘルパンギーナと手足口病の違いは何ですか?
手足口病と同じく、ヘルパンギーナでは口内炎や発疹が見られますが、より高熱が見られやすいことが特徴です。
大人がヘルパンギーナに感染した場合、どんな症状でしょうか?
大人がヘルパンギーナに感染した場合も、基本的に小児と同様の症状になります。
症状について
ヘルパンギーナ(夏風邪)とは、どのような症状ですか?
発熱や喉の腫れ、口の中の水疱(すいほう)などの症状が見られます。
ヘルパンギーナ(夏風邪)と症状が似ている他の病気はありますか?
ヘルペス感染や手足口病は症状がよく似ています。
ヘルパンギーナ(夏風邪)は大人も感染しますか?
大人の感染はまれですが、免疫力が低下していると感染します。
ヘルパンギーナ(夏風邪)には、初期症状はありますか?
2〜4日間の潜伏期間の後に、突然発熱が起こり、その後、咽頭痛があらわれます。
ヘルパンギーナの発疹の特徴や治療方法はありますか?
喉の中の上側に1~2mmの赤い腫れや、中心部に小さな水ぶくれがあらわれます。治療は対症療法になります。
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