1型糖尿病になりやすい遺伝子はありますか?
はい、1型糖尿病になりやすい遺伝子はいくつか報告されています。
はい、1型糖尿病の発症には特定の遺伝子が関与することが報告されています。発症しやすさの約半分にHLAクラスⅡ領域が関係しており、特にHLA-DRB10401-DQB10302およびDRB10301-DQB10201のハプロタイプ(親から受け継がれた遺伝子の組み合わせ)が最も強い感受性を示すと報告されています。
一方、DRB11501-DQB10602は発症しにくさに関係することが知られています。また、HLA以外にもPTPN22、CTLA4、IL2RA、INS(インスリン遺伝子の近くにある塩基配列の繰り返し)など、免疫能の制御や自分の体を攻撃しないように、免疫のバランスを保つ仕組みに関与する遺伝子が発症に関連すると言われています。
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医療法人社団メレガリ うるうクリニック関内馬車道 糖尿病・内分泌科
濵﨑 秀崇 監修
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