胃がんの予防にピロリ菌の除菌は有効ですか?
はい、有効です。複数の研究で証明されています。
胃がんの予防にピロリ菌の除菌は有効です。
ピロリ菌は胃がんのリスク因子として知られており、ピロリ菌の除去は胃がんの予防に有効だという複数の研究結果があります。
日本人において、ピロリ菌の除去により健康な人で胃がんの発生率、胃がんによる死亡率も低下した、と報告されています。
さらに、内視鏡的粘膜切除術を受けた早期の胃がん患者さんにおいても、その後のタイミングで別の胃がんへの罹患リスクが低下する、といった結果も示されています。
また、19件の研究を統合して解析した結果、ピロリ菌の除菌で胃がんのリスクがほぼ半減することが明らかとなっています。
医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科
石川 翔理 監修
(参考文献)
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