「蕁麻疹」とはどのような病気ですか？
蕁麻疹とは、皮膚の一部が赤く盛り上がり、多くの場合かゆみを伴う病気です。
皮膚の一部分に、盛り上がった赤い発疹（赤みやぶつぶつなど皮膚にできる症状の総称）があらわれる病気であり、多くはかゆみを伴います。発疹は24時間以内に消えます。
蕁麻疹は、症状や検査結果に応じて、以下の4つに大別することができます。
- 特発性の蕁麻疹
- 刺激誘発型の蕁麻疹
- 血管性浮腫
- 蕁麻疹関連疾患
このうち、原因のわからない「特発性の蕁麻疹」が大半を占めます。
公開日：
最終更新日：
田中皮フ科クリニック 皮膚科
濱田 健吾 監修
(参考文献)
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蕁麻疹の原因や考えられる症状には何がありますか？
原因の特定できないことが多く、アレルギーや運動、ストレス、日光、物理的な刺激など、さまざまなものが原因となりえます。
蕁麻疹の場合、主にどのような治療をしますか？
原因が明らかな場合は、まずそれを避けるようにします。また、飲み薬や塗り薬を使用する場合もあります。
蕁麻疹が疑われる場合、何科を受診したらよいですか？また、病院を受診する目安はありますか？
症状が現れたら、早めに皮膚科を受診しましょう。
蕁麻疹のセルフチェックはできますか？
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
蕁麻疹に効果がある薬にはどのようなものがありますか？
抗ヒスタミン薬、ステロイド、そして重症の場合に分子標的薬が用いられます。
蕁麻疹とストレスは関係がありますか？
はい。ストレスが原因で蕁麻疹が生じたり、悪化したりすることもあると言われています。
蕁麻疹と湿疹の違いは写真で分かりますか？
皮膚の表面が湿っていたり、何日も消えない場合は蕁麻疹でない可能性があり、写真でも見分けがつく場合があります。
蕁麻疹とアレルギーは関係がありますか？
食べ物や薬に対するアレルギーは蕁麻疹の原因のひとつですが、それ以外のものが原因のこともあります。
蕁麻疹はがんの兆候や病気のサインなのでしょうか？
内臓の病気が蕁麻疹につながっていることもありますが、ほかに症状がなければ基本的には疑う必要はありません。
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