ALアミロイドーシス
「ALアミロイドーシス」とは、異常な免疫グロブリンに由来するアミロイドが全身の臓器に沈着する病気です。動悸、息切れ、むくみ、手足のしびれ、体重減少などの症状がみられます。これらの症状が続く場合は、循環器内科、消化器科、脳神経内科、眼科、皮膚科などを受診しましょう。
おだかクリニック 循環器内科 副院長
小鷹 悠二 監修
おすすめのQ&A
もっと見る病気について
異常な形質細胞により産生された、アミロイドタンパクが全身に沈着することでさまざまな症状を引き起こす病気です。
異常な形質細胞により産生されるアミロイドタンパクが原因で引き起こされます。
全身性アミロイドーシスの中のひとつの病型としてALアミロイドーシスがあります。
近年では、化学療法や移植などの治療によって生存期間が延びていますが、完全に治る病気ではありません。
食事で特に気をつけるべきことは、病気の進行度や症状によって異なります。
ALアミロイドーシスの重症度分類は、3~4段階に分けられます。
一般的には遺伝する病気ではありません。
日本の厚生労働省が定める指定難病のひとつです。
病気の進行度、行われる治療法、入院期間、使用する薬剤の種類や量などによって大きく異なります。
残念ながら一概に「何年」と言うことは非常に難しいです。
アミロイドという異常なタンパク質が心臓、腎臓、肝臓、神経、消化管など、全身のさまざまな臓器にどんどん蓄積します。
症状について
アミロイドが沈着した臓器によって、不整脈、便秘、下痢、むくみ、手足のしびれや麻痺、皮膚の異常など、さまざまな症状が出ます。
手足のしびれやだるさ、むくみ、貧血、息切れなどがあります。
各臓器ごとの症状を症状検索エンジン「ユビー」でチェックすることは可能ですが、症状だけでアミロイドーシス自体を疑うことはできません。
全身のさまざまな臓器(心臓や腎臓、肝臓など)に沈着する可能性があります。
手足のしびれやジンジンとした痛み、感覚が鈍くなる、力が入らないといった症状が挙げられます。
食欲不振、吐き気、嘔吐、腹痛、便秘や下痢といった症状がみられます。
皮膚が厚く、硬くなったり、脱毛、紫斑などがみられます。
アミロイドがどの臓器にどれだけ沈着し、機能障害がどの程度進行しているかによって大きく異なります。
治療について
受診について
検査について
診断について
薬について
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ