ALアミロイドーシスで薬が効かない場合、どうしたらよいですか?
化学療法だけでなく、自家末梢血幹細胞移植も行われることがあります。
適応がある場合には、化学療法だけでなく、自家末梢血幹細胞移植を行うこともあります。
自家末梢血幹細胞移植の適応条件としては、以下のようなものがあります。
- 70歳未満
- 高度の腎機能障害がないこと(クレアチニンクリアランス>30ml/min)
- 心筋障害が強くないこと(心筋トロポニンT<0.06ng/ml)
- 血圧が十分にあること(収縮期血圧≧90mmHg)
- 心不全症状が強くないこと(NYHAⅠ~Ⅱまで)
移植もできず、化学療法も行えない場合には、各臓器の症状(心臓や脳神経、腎臓など)に対する治療、痛みや苦しさを緩和する治療を行うことになります。
公開日:
最終更新日:
おだかクリニック 循環器内科 副院長
小鷹 悠二 監修
(参考文献)
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