ドケルバン病

手首の親指側に起こる腱鞘炎で、腱と腱鞘の摩擦が原因で痛みが出ます。

主な原因は親指や手首の酷使です。女性に多く、妊娠・出産・更年期のホルモンも関連しているとされます。

放置すると症状が悪化して痛みの範囲が広がったり、治療が難しくなったりすることがあります。

手首の親指側の痛みや腫れが主な症状です。痛みは親指や手首の動きで生じます。

手首のまわりの腫れや親指の動かしにくさで気がつくことがあります。

解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。

腫れが悪化する場合は、安静にして冷やします。症状が強い場合は、早めに医療機関を受診しましょう。

安静や投薬加療、サポーターの使用が一般的です。改善しない場合は注射や手術も検討されます。

親指や手首の使いすぎや、痛む動作を避けることが最も重要です。

はい、サポーターや装具は患部を安静に保ち、痛みを軽減するために有効です。

痛みが少ない場合はストレッチが有効な運動療法です。痛みに注意しながら、ゆっくりと行いましょう。

適切な治療により多くの場合症状は軽快します。完全に治るかどうかは、原因や重症度によります。

親指の付け根から手首にかけてテーピングを行うことがあります。

湿布は炎症を抑えるために有効ですが、かぶれに注意して使用しましょう。

ドケルバン病が疑われる場合、整形外科を受診しましょう。

痛みが続く、または日常生活に支障がある場合は、早めに医療機関を受診しましょう。