「ドケルバン病」とはどのような病気ですか?
手首の親指側に起こる腱鞘炎で、腱と腱鞘の摩擦が原因で痛みが出ます。
ドケルバン病は、親指を動かす2本の腱(長母指外転筋腱と短母指伸筋腱)と、それらを包むトンネル状の「腱鞘(けんしょう)」という部分が炎症を起こす病気です。手の使い過ぎが原因の大きな部分をしめます
特に手首の親指側で炎症が起き、痛みや腫れが生じます。腱が腱鞘の中をスムーズに動けなくなるため、親指を動かすと痛みを感じたり、引っかかりを感じたりすることがあります。
この病気は、スイスの外科医ドケルバン先生が初めて詳しく報告したことから、その名がつけられました。同じような腱鞘炎の症状を持つ「ばね指」と並んで、手の腱鞘炎の代表的なものとされています。
山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
(参考文献)
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