ドケルバン病を放置するとどうなりますか?
放置すると症状が悪化して痛みの範囲が広がったり、治療が難しくなったりすることがあります。
ドケルバン病の症状を放置し、腱に負担のかかる状況が続いてしまうと、以下のように病気が悪化する可能性があります。
- 症状の慢性化:痛みがなかなか改善せず、長期にわたって症状が続くことがあります。
- 痛みの範囲の拡大:手首だけでなく、親指そのものや、腕の肘に近い部分(前腕)や肘にまで痛みが広がることがあります。
- 腱鞘の変化:初期には一時的に腫れていただけの腱鞘が、長期間炎症にさらされることで変化することがあります。腱の動きがさらに制限されて症状が悪化し、腱鞘に対する手術が必要になる可能性があります。
また、診察を受けるまでは、他の手の病気の可能性もあります。痛みが続く場合は放置せずに、できるだけ早く医療機関を受診して、適切な診断と治療を受けるようにしましょう。
山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
(参考文献)
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