ドケルバン病は治るのですか?
適切な治療により多くの場合症状は軽快します。完全に治るかどうかは、原因や重症度によります。
この病気は、適切な診断と治療を受けることで、多くの場合は症状が軽快し、改善が期待できる病気です。原因や症状によって、以下のような治療が行われます。
- 保存加療(手術以外による治療):比較的軽症の場合は、親指の使用を控える、湿布を使う、リハビリを行うなどの保存加療で症状が和らぐことが多いです。
- 注射:痛みが強い場合でも、腱鞘内へのステロイド注射が有効な場合があります。糖尿病の悪化や細菌感染症、神経損傷の可能性といったリスクがあることに注意が必要です。
- 早期治療:症状が出始めてから、比較的早い段階で治療を始めると、治りが早い場合が多いです。
- 妊娠・出産後の場合:女性ホルモンの変動によって腱鞘炎を起こしやすくなります。妊娠中や出産後に発症した場合は、授乳が終わる頃に、自然と症状が軽くなることも多いとされています。
完治するかどうかは、症状の重症度や原因、治療への反応によって異なりますが、適切な治療を受けることで、日常生活の質を大きく向上させることが可能な場合が多いため、気になる症状があれば一度医療機関の受診を検討しましょう。
山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
(参考文献)
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