筋肉を落とさずに脂肪だけを落としたいのですが、理想的なPFCバランス(たんぱく質・脂質・炭水化物)はどう考えればよいでしょうか?
たんぱく質13〜20%、脂質20〜30%、炭水化物50〜65%の範囲内でバランスを整えるのが理想です。
健康的なダイエットでは、特定の栄養素を極端に減らさず、これから示す「1日のカロリーの配分」の範囲に収めるのが理想です。特に減量中は、筋肉を維持するために、たんぱく質を総カロリーの20%前後、脂質は20〜30%、残りを炭水化物にするのがおすすめです。これは、1日の総カロリーを少し減らしたうえで、体重1kgあたり1.6g程度のたんぱく質を摂ることを目安とします。
PFCとは、体にとって大切な「たんぱく質(Protein)」「脂質(Fat)」「炭水化物(Carbohydrate)」という3つの栄養素の頭文字を取ったもので、これらが1日の総カロリーに占める割合を示します。これらの栄養素をバランスよく摂ることが、健康維持と生活習慣病予防につながります。
- たんぱく質(P):肉や魚、卵などに多く含まれ、筋肉や臓器、皮膚など体を作る主要な成分です。筋肉を維持するためにも重要です。
- 脂質(F):油やバターなどに含まれ、エネルギー源となるほか、細胞膜やホルモンの材料にもなります。脂質はホルモン生成などにも重要なので、極端に減らしすぎないように注意しましょう。摂りすぎに注意したい「飽和脂肪酸(脂身やバターに多い油)」を控えめにし、魚や植物油に含まれるよい脂質を選ぶことが大切です。
- 炭水化物(C):ご飯やパンなどに多く含まれ、体を動かす主要なエネルギー源です。野菜、豆類、海藻などに多く含まれる「食物繊維(お腹の調子を整える成分)」は炭水化物の一部で、腸内環境を整えたり、血糖値が急に上がるのを抑えたりする働きがあります。
これらの栄養素をバランスよく摂取することで、他の栄養素の不足を防ぎながら、生活習慣病を予防することができます。
エネルギー源となる栄養素のバランス(一般的な目標範囲)
- たんぱく質:総カロリーの13%から20%(減量中は20%前後を意識)
- 脂質:総カロリーの20%から30%
- 炭水化物:総カロリーの50%から65%
福岡ハートネット病院、井林眼科・内科クリニック 糖尿病・内分泌科 福岡ハートネット病院 糖尿病内科部長
井林 雄太 監修
(参考文献)
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