尿意があるのに尿が出ない

尿意を感じてトイレに行っても、実際には排尿できない状態を指します。

尿意があるのに尿が出ない場合、膀胱収縮障害や、男性の場合には前立腺肥大症の可能性が考えられます。

膀胱の運動を制御する神経や筋肉に異常が起こり、膀胱がうまく収縮できず尿が出にくくなる病気です。

尿道を取り囲む前立腺が大きくなることで、尿の回数が増える、突然強い尿意を感じる、尿の勢いが弱くなるなどの症状が生じる病気です。

尿意があるのに尿が出ない場合は、我慢せずに泌尿器科を受診してください。

薬を使う方法が多いですが、症状が重い場合は、カテーテルでたまっている尿を排出することや、手術をすることもあります。

基本的には薬を使用しますが、患者さんに合わせて内視鏡での手術を行うこともあります。

尿が出せなくなった場合はすぐに泌尿器科を受診し、カテーテルを使用して尿を排出する必要があります。