鼻の中が切れる
という症状の原因と、関連する病気をAIで無料チェック
更新日:2024/10/23
「鼻の中が切れる」がどの病気に関連するかAIでチェックする
鼻の中が切れるという症状について「ユビー」でわかること
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「鼻の中が切れる」はどんな症状ですか?
鼻の中が切れるとは
「鼻の中が切れる」に関連する症状はありますか?
「鼻の中が切れる」のQ&A
- A.
鼻を圧迫し、医療機関を受診してください。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る鼻血が2時間以上止まらない場合、応急処置をした上で医療機関を受診してください。
応急処置
頭を少し前に傾ける
後ろに傾けると血液を飲み込んでしまう可能性があるため、少し前に傾けて血液を口から出すようにします。血液を大量に飲み込んだ場合には気持ち悪くなって吐くことがあります。
鼻を圧迫する
小鼻の部分(鼻の柔らかい部分)をしっかりとつまみ、10分間程度、連続して圧迫します。鼻の上の方の硬い場所を押さえても止血効果はありません。
医療機関の受診
2時間以上鼻血が止まらない場合は、なんらかの原因で出血が多くなっている可能性があるため、早急に耳鼻咽喉科や救急外来を受診してください。
耳鼻咽喉科では出血の原因が何かを診断し、必要であれば出血している鼻の粘膜を焼いたり、鼻の中にガーゼを詰めたりすることがあります。 - A.
月経と関連した鼻血の報告もありますが、はっきりとしたことはまだ分かっていません。
解説女性は月経の時期に規則的に鼻血が出現することがあり、「代償性鼻出血」と呼ばれることがあります。
月経に伴う女性ホルモンバランスの変化の関与が考えられていますが、まだはっきりしたことは分かっていません。
また、鼻血は女性よりもやや男性にやや多いという統計が多いです。
理由には仕事のストレスや飲酒、喫煙などとの関連が指摘されています。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る桜井恵子. 代償性鼻出血 (補充出血) と思われる一例. 耳鼻と臨床. 1961, 7, p.13-14.
村田 志朗ほか. 鼻出血の統計的観察. 日本耳鼻咽喉科学会会報. 1978, 81, p.655-664. - A.
応急処置をしても鼻血が止まらない場合には、動脈からの出血や病気が隠れている可能性があります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る小鼻を20分程度押さえるような応急処置をしても、鼻血が止まらない場合には以下のことが考えられます。
- 太めの動脈が粘膜の表面に出て、動脈性の出血となっている
- 鼻茸や腫瘍などの病気が鼻の中にある
- 血液をサラサラにする薬を飲んでいる
- 血液が止まりにくい病気を持っている
- 押さえる場所を間違えている(目頭のあたりの硬い骨の部分を押さえてしまっている)
- A.
鼻を触る習慣や、血液をサラサラにする薬の使用などがあります。
- A.
鼻の中の血管が何らかの理由で破れ、血液が鼻から流出することを「鼻血」と言います。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る鼻の中の血管が何らかの理由で破れ、血液が鼻から流出することを「鼻血」と言います。
原因によって症状の出方はさまざまです。鼻血の出方
粘膜の細い血管から出血するような場合、じわじわとした出血で量も少なく、自然に止まることも多いです。
太めの血管からの出血の場合、どくどくと鼻から湧き出るようなくらいの出血となり、鼻を押さえていてもなかなか止まらないこともあります。頻度
明らかな誘因がなければ出血を繰り返すことは多くないですが、鼻を触るくせがあったり、血液をサラサラにする薬を飲んでいるような場合には、鼻血を繰り返すこともあります。
鼻血の出る側
鼻血は片方の側から出ることが多いですが、血液をサラサラにする薬を内服していたり、血が固まりにくい病気を持っていたりする方は、たまたま同じような時期に両方の鼻が出血することもあります。
片方の鼻血でも量が多く、反対側に流れてくるような場合には、両方からの鼻血に見えます。鼻から出るか喉から出るか
多くの鼻血は鼻の前方に出血の原因があることから、最初から鼻から血が出てきます。
鼻の後ろの方からの出血の場合、鼻から出るよりも先に喉の方に回ってきて気づくこともあります。 - A.
ストレスが引き起こす体の変化や行動の結果として、鼻血が出やすくなることがあります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るストレスそのものが鼻血の直接的な原因ではありませんが、間接的な影響を通じて鼻血を引き起こす可能性があります。
ストレスが過剰にかかると、体はさまざまな反応を示しますが、以下のような要素が鼻血に関与することがあります。無意識の行動
ストレスが高まると、無意識に鼻をいじったり、こすったりする癖が増えることがあります。これによって鼻の粘膜が傷つき、出血しやすくなります。
高血圧
ストレスが継続すると、交感神経が刺激されて血圧が上がることがあります。高血圧が続くと鼻の血管に負担がかかり、脆くなって破れやすくなるため、鼻血が発生しやすくなります。
生活習慣の乱れ
ストレスが原因で睡眠不足や食生活の乱れが生じると、体全体の健康が悪化して鼻の粘膜が弱くなることもあります。特に、乾燥した環境や栄養不足は、鼻血のリスクを高めます。
ストレスは鼻血の直接の原因ではないものの、ストレスが引き起こす体の変化や行動の結果として、鼻血が出やすくなることがあります。そのため、ストレスを管理することは、鼻血の予防にもつながります。 - A.
脳梗塞後に抗血栓薬(血液をサラサラにする薬)を服用している場合は鼻血が出やすくなります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る脳梗塞が直接的に鼻血を引き起こすことはありません。ただし、間接的な要因で鼻血が出やすくなることがあります。
以下に考えられる理由を挙げます。抗凝固薬や抗血小板薬の使用
脳梗塞の治療や再発予防のために、血液をサラサラにする抗凝固薬や抗血小板薬を服用している場合、鼻の血管が破れやすくなり、鼻血が出やすくなることがあります。
高血圧
脳梗塞と高血圧は関連があり、高血圧が原因で鼻の血管に負担がかかりやすくなるため、鼻血が出やすくなることがあります。
脳梗塞自体が鼻血の直接の原因になることはありませんが、これらの要因により、脳梗塞後の患者さんが鼻血を出しやすくなることがあります。
頻繁に鼻血が出る場合は、医師に相談することが重要です。 - A.
乾燥、寒さ、鼻のいじり癖、鼻炎、高血圧、血液凝固異常、腫瘍などが考えられます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る大人が寝ているときに鼻血が出る場合、さまざまな原因が考えられます。
以下に主な原因を挙げます。など
実際にはこれらの原因は複合的に関与して鼻血が出ることが多いです。
頻繁に鼻血が続く場合や、他の異常がみられる場合は、耳鼻咽喉科を受診して詳しい検査を受けることが大切です。 - A.
アレルギー性鼻炎や鼻副鼻腔炎、鼻のポリープや腫瘍などの可能性もあります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る鼻をかんだときに鼻血が出ることは一般的に深刻な病気と関連していることは少ないですが、以下のような病気が隠れている可能性もあります。
- アレルギー性鼻炎
- 乾燥性鼻炎
- 鼻副鼻腔炎(蓄膿症)
- 血液凝固障害
- 高血圧
- 鼻のポリープや腫瘍
- 急性・慢性の外傷
頻繁に鼻をかんだ際に鼻血が出る場合、これらの病気や状態が原因である可能性があります。
症状が続く場合は、耳鼻咽喉科を受診して正確な診断を受けることが重要です。診察では、鼻の中の観察や内視鏡検査、場合によっては採血やCT検査が行われることがあります。 - A.
はい、鼻血と高血圧には関係があります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る1. 高血圧があると鼻血が出やすい
高血圧がある場合、特にコントロールが不十分な場合は、血管にかかる圧力が高まり、鼻の中の血管が破れやすくなります。特にキーゼルバッハ部位と呼ばれる鼻の前方にある場所は脆くなった血管が破れて鼻血が出やすくなります。
2. 鼻血が出ると興奮して血圧が高くなる
鼻血が出たとき、出血による不安や興奮、ストレスで交感神経が刺激され、血圧が一時的に上昇することがあります。ただし、出血の量が多いと反対に体内の血流量が減少し、低血圧になります。
したがって、高血圧が原因で鼻血が出やすくなることもあれば、鼻血による興奮が血圧の上昇を引き起こすという双方向の関係があるため、どちらの状況でも適切な対応が重要です。 - A.
乾燥、寒さ、鼻のいじり癖、鼻炎、高血圧、血液凝固異常、腫瘍などが考えられます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る大人が朝起きたときに鼻血が出る場合、さまざまな原因が考えられます。
以下に主な原因を挙げます。など
実際は、これらの原因は複合的に関与して鼻血が出ることが多く見られます。
頻繁に鼻血が続く場合や、他の異常がみられる場合は、耳鼻咽喉科を受診して詳しい検査を受けることが大切です。 - A.
鼻をいじったり、ぶつけたりといった外傷やアレルギー性鼻炎などが原因で起こることがあります。また、他にも高血圧などの病気が原因となることがあります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る鼻血には、大きく分けて鼻そのものが原因の場合と、全身の状態が原因の場合があります。
鼻そのものに原因がある場合
鼻かみ、鼻いじり
鼻を強くこすったりいじったりすることで鼻の粘膜に傷がつき、鼻前庭炎などになり鼻血が出ます。鼻を触る習慣があることで鼻血を繰り返すことも多いです。
鼻炎、副鼻腔炎
鼻の中の炎症が原因で、粘膜が傷つきやすくなり鼻血が出ることがあります。
外傷
鼻や顔面に衝撃が加わることで鼻血が出ます。
鼻骨骨折や顔面骨折を伴うこともあります。腫瘍
鼻血の原因における頻度は多くないですが、若年性血管線維腫などの良性の鼻の腫瘍や上顎がん、上咽頭がんなどの悪性の腫瘍が原因で鼻血が出ることがあります。
全身の状態が原因の場合
高血圧
血圧が高いと鼻の血管に負担がかかるため、血管が破綻し鼻血が出やすいです。
冬は血圧が高くなりやすくなるため、鼻血の頻度は多い傾向にあります。薬の影響
血液をサラサラにする薬などを内服していると、鼻血を繰り返しやすいです。
ただし、鼻血が止まらないからといって主治医の許可なく薬を中止しないようにしてください。血液、血管の病気
白血病や血友病など、血液を固める作用のある血小板やたんぱくに異常が生じる病気では鼻血が出やすいです。
また、オスラー病などの血管に異常をきたす病気でも鼻血を繰り返しやすいです。 - A.
鼻を触る癖や鼻炎などがあります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る子どもの鼻血の原因にはさまざまな要因が考えられます。以下に主な原因を挙げます。
子どもの鼻血は一般的に軽度なものであることが多いですが、頻繁に出る場合や、他の症状を伴う場合は、耳鼻咽喉科での診察が推奨されます。
鼻血が続く原因が何か確認するために、医師による適切な診断が重要です。また、生活環境の改善などに気を配ることで、鼻血の予防にもつながります。 - A.
小鼻をつまむように押さえてください。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る鼻血を止めるためには、正しい方法で応急処置を行うことが大切です。
以下に鼻血の効果的な止め方を詳しく説明します。頭を少し前に傾ける
頭を後ろに傾けると、血液が喉に流れ込み、飲み込んでしまう可能性があります。血液を飲み込むと気持ち悪くなり吐いてしまうことがあります。少し前に傾けて、血液が鼻から自然に流れるようにしましょう。喉に降りてきた血液は口から吐き出してください。
鼻の柔らかい部分を圧迫する
鼻の下半分(小鼻)の柔らかい部分を10~20分間連続してつまむことが最も有効です。鼻血の多くがキーゼルバッハ部位という鼻の前方で発生するため、この部位を圧迫することで出血を止められます。息は口で行い、鼻をしっかり圧迫している間は、圧を緩めないように注意してください。
安静にする
出血が止まるまで安静にしましょう。動いたり興奮することで血圧が上がり、止血しにくくなります。
冷やすことは有効か?
冷やすことは、鼻血を止めるために有効ではありません。鼻や首を冷やすことで血管が収縮し、出血がおさえられるともされていますが、科学的な根拠は限定的です。冷やすことよりも、正しい圧迫法を続けることが重要です。
ティッシュの使用は有効か?
ティッシュを鼻に詰めることも有効ではありません。ティッシュを詰めると、鼻の粘膜をさらに傷つけて出血が悪化する可能性があります。鼻を圧迫する正しい方法が、鼻血を止めるために最も効果的です。ティッシュは鼻から出てきた血液をぬぐうのに使うようにしてください。
- A.
鼻血が出ても慌てず、座った姿勢でやや下を向き、小鼻をつまんで15~20分程度安静にしましょう。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る鼻血が出た時には以下のような対応をするとよいでしょう。
鼻血が出たときの対処法
多くの場合はこの対処法で鼻血が止まります。
- 座った姿勢でやや下を向く
- 15~20分程度、親指と人差し指の腹で小鼻(鼻の横の膨らみ)をつまみ、安静にする
- 喉におりてきた血液は飲み込まず口から出すようにする
鼻血の間違った対処法
たまに以下のような対応をする方がいますが、鼻出血に対して有効ではありません。
- 目頭の硬い骨の部分を押さえる
- 上を向いて首の後ろをトントンする
鼻血のリスクを減らす方法
また、以下のことで鼻血のリスクを減らすことができます。
- マスクの着用や加湿器の使用で鼻の乾燥を防ぐ
- 鼻をこすりすぎない
- 適切な血圧管理
病院でできる治療
病院では鼻血の止まらない方に対して以下のような処置を行うことがあります。
- 止血する効果のある薬を含んだガーゼを鼻の中に入れ、圧迫する
- 出血の原因となっている血管を焼いて血を止める
- A.
明らかに出血量が多い場合や繰り返している場合などには、耳鼻咽喉科を受診しましょう。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る鼻血が一度だけですぐに止まる場合は通常、医療的な評価や治療は必要ないことが多いです。
以下のような場合には、鼻の処置や検査が必要となるので、耳鼻咽喉科を受診することをおすすめします。夜間であれば救急外来を受診しましょう。- 鼻血が頻繁に起こる
- 鼻血が30分以上続く
- 大量で滝のように鼻血があふれてくる
- 鼻血のきっかけが顔面の外傷
- その他の症状(例えば、めまい、貧血など)を伴う
鼻の中が切れるという症状はどんな病気に関連しますか?
監修医師
診療科・専門領域
- 耳鼻咽喉科