糖尿病網膜症
と症状の関連性をAIで無料でチェック
更新日:2023/10/26
あなたの症状と糖尿病網膜症の関連をAIでチェックする
糖尿病網膜症について「ユビー」でわかること
※コロナの症状を確認したい方はコロナ症状チェックから
糖尿病網膜症と特に関連する症状について
次のような症状がある方はご注意ください。
色の感じ方が他人と違う、または最近変化したと感じる
- 自覚した時期
- 1ヶ月以上前から
視界の一部が見えなくなった
- 症状の頻度
- ほぼ毎日同じような症状がある
- 自覚した時期
- 1か月以上前から
最近目が見えにくくなった
- 症状の出方
- 全く前ぶれのない突然の発症だった
糖尿病網膜症とはどんな病気ですか?
糖尿病の三大合併症のひとつである糖尿病網膜症は、長い期間、血糖値の高い状態が続くと、網膜にはりめぐらされている細かい血管が傷ついたり、つまったりして起きる病気です。その結果、放置しておくと新しい血管が生え、そこから出血することで、急に視力が低下したり、網膜剥離を起こして失明にいたることがあります。
糖尿病網膜症への対処法は?
糖尿病治療は必須で、それに加えて、病期に応じて薬物療法、レーザー光凝固術、硝子体手術などの治療が必要となります。早期発見早期治療が肝要ですので、血糖値の高い患者さんは、定期的な眼科の医師の検診が必要です。
糖尿病網膜症の専門医がいる近くの病院はありますか?
糖尿病網膜症の専門医がいる病院を見る糖尿病網膜症のQ&A
- A.
日本における失明原因は、緑内障、網膜色素変性症に次いで、3位(13%)に糖尿病網膜症とされています。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る2型糖尿病の患者さんの失明率は3.79%と言われています。しかし、実際には糖尿病網膜症はさまざまな合併症(緑内障、白内障、網膜剥離など)を引き起こします。また、2019年の調査では、日本人の失明原因は緑内障、網膜色素変性症、糖尿病網膜症の順になっています。
糖尿病網膜症が進行してしまうと網膜剥離や硝子体出血、新生血管緑内障などの失明に関わるような重篤な合併症を引き起こします。失明をしないためにも早期発見、早期治療を行い、発症させないことや進行させないことがとても大切になります。 - A.
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
- A.
初期は自覚症状がないことが多いので、糖尿病の場合は定期的に眼科で診察を受けることが推奨されています。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る糖尿病網膜症の初期の場合、自覚症状がないことが多いです。初期の段階でも黄斑浮腫が出る場合があり、歪み、焦点が合わない、視力低下などの症状が見られることがあります。進行すると、ゴミのようなものが見える飛蚊症の症状が悪化したり、視力低下が著しくなったりすることがあります。
初期や血糖コントロールが良い場合でも、出血が増えてこないか、血管閉塞が起きていないかなどの定期的な眼底検査はとても重要になります。 - A.
進行すると、視力低下や視野障害、かすみ目、視野の中にゴミが見えるなどの症状が現れます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る糖尿病網膜症は、初期には症状が出ないことがあります。自覚がないまま血糖値が高い状態が続くと、気付かないうちに進行してしまいます。また、黄斑浮腫という歪みや視力低下の原因になるような合併症が出ることがあります。進行すると治療がスムーズに進まないことがあります。
さらに、目の中で出血が起こる(硝子体出血)ことがあり、それに伴い視力低下やゴミが見える(飛蚊症)場合があります。 - A.
糖尿病で高血糖状態が続くことで、網膜という構造に障害が生じてしまう病気です。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る糖尿病による高血糖状態が長期間続くと、毛細血管や網膜に障害が生じることがあります。糖尿病に加え、高血圧・心疾患・腎機能障害が加わると、網膜出血や血管閉塞などのリスクが増えてしまいます。糖尿病の指摘をされたら、定期的な血糖値測定や内科の先生から処方されるお薬をきちんと内服しましょう。
糖尿病網膜症は、進行するまで視力に影響が出ないことがあります。そのため、内科での血糖コントロールと定期的な眼底検査は非常に重要になります。
糖尿病網膜症について、医師からのよくある質問
- これまでに糖尿病(女性の場合は妊娠糖尿病も含みます)を治療したことがありますか?
- 最近目が見えにくくなったと感じますか?
- 前と比べ現在、視界の一部が見えなくなったと感じますか?
監修医師
診療科・専門領域
- 眼科