掌蹠膿疱症
と症状の関連性をAIで無料でチェック
更新日:2024/03/28
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掌蹠膿疱症について「ユビー」でわかること
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掌蹠膿疱症とはどんな病気ですか?
「掌蹠膿疱症」とは、膿がたまった水膨れが手のひらや足の裏に多発する病気です。虫歯や扁桃炎、喫煙、金属アレルギーが原因となることがありますが、まだはっきりとは解明されていません。治療はステロイドなどの軟膏を使います。膿の溜まった水膨れが多発する場合は、皮膚科を受診しましょう。
掌蹠膿疱症の特徴的な症状はなんですか?
次の症状などが特徴として見られます
掌蹠膿疱症への対処法は?
喫煙者は禁煙しましょう。扁桃炎や虫歯、副鼻腔炎、中耳炎を繰り返している人はそれらの治療も有効です。金属アレルギーの検査もすすめられます。塗り薬などの治療があるので皮ふ科に受診してください。
掌蹠膿疱症の専門医がいる近くの病院はありますか?
掌蹠膿疱症の専門医がいる病院を見る掌蹠膿疱症のQ&A
- A.
はじめに小さな水膨れができ、かゆみを伴うことがあります。徐々に水膨れの中身が膿になり、かさぶたになって剥がれ落ちます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る掌蹠膿疱症の初期には、手のひらや足の裏に小さな水膨れが多発し、かゆみを伴うことがあります。徐々に水膨れの中身が膿になって白~黄色に変わり(膿疱)、かさぶたになって剝がれ落ちます。膿疱になるとかゆみは消えてしまうことがほどんどです。足の裏では歩くときに痛み伴うこともあります。また、手足の爪が濁る、部分的にへこむ、はがれるなどの変化を起こすことがあります。
- A.
虫歯、扁桃炎や喫煙などが関係して、手のひらや足の裏に膿をともなう水膨れが多発します。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る掌蹠膿疱症の原因として、虫歯、扁桃炎、副鼻腔炎などの感染症が報告されています。皮膚に口腔内に常在菌と似た構造があり、感染が長引くなどで免疫が過剰になって間違えて皮膚を攻撃してしまうために起こると考えられています。また、掌蹠膿疱症の人には喫煙者が非常に多く、発症や症状の悪化に関係していると考えられています。他にも、便秘症・下痢症、過敏性腸症候群や歯科金属アレルギーが関係しているともいわれています。
掌蹠膿疱症の主な症状は、手のひらや足の裏に、膿をもった白~黄色い水膨れ(膿疱)が多発することです。小さな水膨れが徐々に膿をもって膿疱となり、しばらくするとかさぶたになって剥がれ落ちてよくなることが多く、周期的に繰り返します。発疹の出始めにかゆみを伴うことがありますが、ほとんどの場合は膿疱になるころにはかゆみは消えます。
繰り返すうちに皮膚が赤くなって分厚くなった角層がはがれて浮いた状態(角化・鱗屑)になることがあり、手のひら・足の裏以外にも膝や肘などにも似たような発疹が出たり、爪の変形が起こったりすることも知られています。
ほかに、胸をはじめとする骨関節の痛みを伴うことがあり、これを「掌蹠膿疱症性骨関節炎」と呼びます。
掌蹠膿疱症について、医師からのよくある質問
- 皮ふに何らかの異常がありますか?
- 皮膚に良くなりかけている古いぶつぶつと、出来たばかりの新しいぶつぶつが混在していますか?
- 皮ふの赤みは左右に同じようにありますか?
- 皮膚に膿(うみ)が溜まった水ぶくれがありますか?
- 皮ふにかゆみはありますか?
監修医師
診療科・専門領域
- 内科