レム睡眠行動異常
と症状の関連性をAIで無料でチェック
更新日:2023/01/16
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レム睡眠行動異常について「ユビー」でわかること
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レム睡眠行動異常とはどんな病気ですか?
レム睡眠行動異常の専門医がいる近くの病院はありますか?
レム睡眠行動異常の専門医がいる病院を見るレム睡眠行動異常のQ&A
- A.
レム睡眠行動障害では、寝言で叫んだり、大きく身体を動かしたりすることがあります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るレム睡眠行動障害では、寝言で叫ぶことがあります。
通常は、夢を見るレム睡眠中は、体を動かす神経の働きが抑えられているため、夢の中で動いても実際には体は動きません。
しかし、この障害があると、レム睡眠中にも筋肉が動いてしまい、夢の内容に合わせて体が動いたり、声を出したりすることがあります。
例えば、誰かに襲われる夢を見て、大声で叫んだり、手足を動かして暴れることもあります。これにより、本人だけでなく一緒に寝ている人がけがをすることもあります。
症状が続く場合や、日常生活に支障がある場合には、早めに医療機関を受診し、医師に相談するようにしましょう。 - A.
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るレム睡眠行動障害の正確な診断には、医師による問診や、睡眠中の脳波や筋肉の動きを調べる「終夜睡眠ポリグラフ検査(PSG)」といった専門的な検査が必要です。
しかし、ご自身やご家族が「もしかして?」と気づくためのいくつかのチェックポイントはあります。これらはあくまで受診を考えるきっかけとして参考にしてください。- 睡眠中に大声で叫んだり、はっきりとした寝言を言ったりすることがありますか? (ご家族からの指摘でも可)
- 睡眠中に、夢の内容に合わせて手足をバタつかせたり、殴る・蹴るような仕草をしたりすることがありますか? (ご家族からの指摘でも可)
- 睡眠中にベッドから落ちたり、壁や家具にぶつかって怪我をしたことがありますか? または、一緒に寝ている人に怪我をさせてしまったことがありますか?
- 目が覚めたときに夢の内容(特に追いかけられたり、攻撃されたりするような内容)を覚えていますか?
- 寝ているときに自分の動作で目が覚めることはありますか?
これらの質問の多くに「はい」と当てはまる場合や、特に睡眠中の行動でご自身や周りの人に危険が及んでいる場合は、レム睡眠行動障害の可能性が考えられます。自己判断せずに、できるだけ早く専門医を受診し、相談することをおすすめします。
また、症状検索エンジン「ユビー」で質問に沿って回答を進めるだけで、レム睡眠行動障害かどうかのセルフチェックができます。ぜひご活用ください。 - A.
寝言の増加や手足の軽い動き、暴力的な夢などが初期のサインかもしれません。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るレム睡眠行動障害の初期症状は、はっきりとした激しい行動が現れる前段階として、比較的軽いものから始まることがあります。そのため、ご本人も周りの人も気づきにくい場合があります。
具体的には、以下のような変化が初期のサインとして考えられます。- 寝言の変化:以前よりも寝言が増えたり、内容がはっきりとした言葉になったり、声が大きくなったりすることがあります。
- 手足の軽い動き:睡眠中に手足がピクッと動いたり、小刻みに震えたり、何かを掴むような仕草をしたりといった、比較的軽微な動きが見られることがあります。
- 夢の内容の変化:追いかけられたり、攻撃されたりするような、暴力的または不穏な内容の夢を頻繁に見るようになることがあります。
- 軽い体動:寝返りとは異なる、少し目的のあるような体の動きが見られることもあります。
これらの初期症状は、ご本人が自覚することは少なく、多くは一緒に寝ているご家族(ベッドパートナー)が「最近、寝言が多いね」「寝ているときによく手足が動いているよ」といった形で気づくことが多いです。
もし、このような初期のサインが見られ、それが徐々に頻繁になったり、動きが大きくなったりするようであれば、レム睡眠行動障害の可能性も考えられます。
特に、これらの症状が、パーキンソン病などの神経の病気の非常に早い段階の兆候であることもあるため、心配な場合は早めに睡眠専門の医療機関や脳神経内科を受診し、相談することをおすすめします。 - A.
夢のとおりに体が動き、叫んだり殴ったりするなどの異常行動が現れます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るレム睡眠行動障害の主な症状は、睡眠中に見ている夢の内容と一致した、はっきりとした行動や発言が現実の体に出てしまうことです。
具体的には、以下のような症状がみられます。発声
大声で叫ぶ、わめく、笑う、はっきりとした寝言を言う、うめき声をあげるなど。
行動
夢の中で誰かと戦っていれば、殴るような仕草をしたり、蹴ったりする。
追いかけられる夢を見ていれば、手足をバタつかせたり、ベッドから転げ落ちたりすることもあります。
時には、起き上がって歩き回るような複雑な行動を取ることもありますが、これは比較的まれです。
これらの行動は、多くの場合、暴力的であったり、切迫した内容の夢(例えば、攻撃される、危険から逃げるなど)に伴って起こりやすいとされています。
ご本人は、その行動をしている間の記憶がないことがほとんどですが、行動の直後に起こされると、見ていた夢の内容を鮮明に覚えていることがあります。
この病気で特に問題となるのは、ご自身がベッドから落ちたり、壁にぶつかったりして怪我をすることや、無意識のうちに一緒に寝ている人(ベッドパートナー)を、殴ったり蹴ったりして、怪我をさせてしまう危険性があることです。
もし、ご自身やご家族にこのような睡眠中の異常な行動が見られる場合は、睡眠専門の医療機関に相談することが大切です。
監修医師
診療科・専門領域
- 脳神経内科