レム睡眠行動障害の場合、日常生活で気をつけることはありますか?
夢に関連して寝ている間に動くことで怪我をすることがあります。危険を減らすために寝室の環境を整備しましょう。
レム睡眠行動障害は、夢に関連した行動を特徴とする睡眠随伴症のひとつです。
「取っ組み合いのけんか」や「クマに追いかけられる」などの怒りや、恐怖を伴う不快な夢を体験し、夢に関連して激しく動くなどにより、怪我をすることもあります。
よって、本人や周りの人の安全の確保、怪我の予防が重要です。
例えば、寝室の物を片付けて危険を減らす、ベッドではなく布団で寝る、ベッドパートナーとは症状が改善するまで離れて寝てもらう、などの方法を取りましょう。
アルコールや心理的ストレスにより、悪くなることがありますので、お酒を控え、ストレス対処をしましょう。
パーキンソン病やレビー小体型認知症の前触れのこともありますので、医療機関(脳神経内科や睡眠外来)で相談しましょう。
精神科・心療内科
日下 慶子 監修
(参考文献)
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