睡眠時のてんかんではどのような症状がみられますか?死亡することはありますか?
全身または、局所的なけいれん、異常行動がみられ、適切な治療が行われないと命に関わることもあります。
てんかん発作は、脳の神経活動が一時的に異常をきたすことで起こります。特に、睡眠中に発作が起こる場合があります。このような発作は、主に睡眠中、または睡眠から目覚めた直後に現れる傾向があります。
睡眠中のてんかん発作では、以下のような症状が報告されています。
- 全身のけいれん:体全体が硬直し、激しく震える状態
- 局所的なけいれん:体の一部、例えば腕や脚だけがけいれんする
- 異常な行動:睡眠中に突然起き上がったり、無意識に歩き回ったりする
これらの症状は、睡眠中に起こるため、本人や家族が気づきにくいことがあります。
また、適切な治療が行われない場合、てんかん発作が長時間続く「てんかん重積状態」となり、脳に損傷を与えたり、最悪の場合、命に関わることもあります。
睡眠時のてんかんについて詳しく知りたい方は、かかりつけ医に相談しましょう。
東京頭痛クリニック 脳神経内科
越智 佳奈 監修
(参考文献)
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