リンパ管腫は主にどのような薬で治療しますか?副作用はありますか?

硬化療法のピシバニールや内服のシロリムス、漢方薬等があり、発熱や口内炎等の副作用があります。

【注射で治す薬(硬化療法)】

袋状の病変に薬剤を直接注射し、わざと炎症を起こして袋を癒着させ、縮める治療です。

  • ピシバニール: 日本で標準的に使われる保険適用の薬です。副作用として、治療後数日から1週間程度、発熱や患部の強い腫れ、痛みが出ます。これらは薬が効いている反応でもあります。
  • その他: 海外ではブレオマイシンなどが使われますが、日本では状況に応じて検討されます。

【新しい飲み薬】

  • シロリムス: 手術や注射で治すのが難しいタイプに対し、2021年から保険で使えるようになった新しい薬です。病変の原因となる信号をブロックして縮小させます。副作用として、口内炎発疹(ニキビなど)、高脂血症、感染症にかかりやすくなることなどが報告されています。

【漢方薬】

  • 越婢加朮湯(えっぴかじゅつとう): 腫れを引かせる目的で使われることがあります。重い副作用は少ないとされていますが、効果には個人差があります。
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日本医科大学付属病院形成外科 形成外科

初岡 佑一 監修

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