薬剤性嘔気・嘔吐には初期症状はありますか?
原因となる薬剤を開始したあとに症状が現れます。
薬剤性嘔吐・嘔気では、原因となる薬剤を開始したあとに吐き気や嘔吐の症状が現れます。早ければ治療開始直後から症状が出現し、数日の間続く場合が多いです。
遅発性嘔吐と呼ばれる、遅く始まり、1週間程度持続するような症状の出方であることもあります。止めることが可能であれば、原因となる薬剤の中止が最も簡単な対策です。
しかし、抗がん剤治療や麻薬性鎮痛薬を使用している場合には、薬剤の中止は難しく、繰り返し薬剤の投与が必要となる場合が多いです。
そのため、吐き気止めを用いて症状を抑えながら治療を続けることが一般的です。
医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科
石川 翔理 監修
(参考文献)
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