末期がんで余命1ヶ月になると、症状として薬剤性嘔気・嘔吐が出やすくなりますか?
余命1ヶ月の状況では、嘔気・嘔吐の症状は出やすくなります。
末期がんで余命1ヶ月の状況では、嘔気・嘔吐の症状は出やすくなります。末期がんでは痛みに対し麻薬性鎮痛薬を用いている場合が多く、その副作用として嘔気・嘔吐が現れます。
また、薬剤性に限らず、がんそのものによっても嘔気・嘔吐の症状は出現しやすくなります。
がんが腹膜播種すれば、腹水の貯留により嘔気の症状が現れます。また、がんが小腸・大腸などの消化管に及ぶことで嘔気の原因となります。
このように、末期がんではさまざまな原因で嘔気の症状が現れます。大切なことは、できるだけつらい症状がなく時間を過ごせるよう、症状を抑えることです。
つらい症状があれば、すぐに主治医に相談しましょう。
医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科
石川 翔理 監修
(参考文献)
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