寒暖差アレルギーとはなんですか?薬が効かないのですか?
寒暖差アレルギー(血管運動性鼻炎)では自律神経のバランスがくずれ寒暖差で鼻症状が現れます。
寒暖差アレルギーは、医学用語では血管運動性鼻炎と呼ばれます。
寒暖差アレルギー(血管運動性鼻炎)の原因
交感神経、副交感神経といった自律神経のバランスがくずれることで急な温度変化により鼻症状が現れる、と考えられていますが、はっきりしたことはわかっていません。名前に「アレルギー」とついていますが、アレルギーとは関係ありません。
寒暖差アレルギー(血管運動性鼻炎)の症状
以下のような症状が現れます。
- くしゃみ
- 鼻水
- 鼻づまり
寒暖差アレルギー(血管運動性鼻炎)の治療
寒暖差アレルギーに確立された治療はなく、臨床現場では以下のようなアレルギー性鼻炎に準じた治療が行われることが多いです。
- 鼻噴霧用ステロイド薬
- 抗ヒスタミン薬
- 手術(下鼻甲介切除術、後鼻神経切断術)
など。
アレルギー性鼻炎のことや治療について詳しく知りたい方は、かかりつけ医に相談しましょう。
また、受診や薬の待ち時間の負担が少なく、気軽に医師に相談できるオンライン診療サービスを利用するのもよいでしょう。
真生会富山病院 耳鼻咽喉科
阿河 光治 監修
(参考文献)
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