くしゃみの回数でアレルギー性鼻炎かどうかわかりますか?
くしゃみの回数のみではアレルギー性鼻炎かどうかはわかりません。
くしゃみの回数は、アレルギー性鼻炎症状の重症度を分類する目安になります。
「くしゃみの1日の平均発作回数」と「重症度」の関係は以下の通りです。
- 1~5回:軽症
- 6~10回:中等症
- 11~20回:重症
- 21回以上:最重症
ただし、アレルギー性鼻炎かどうかに関しては、以下のようなことも含めて総合的に判断するため、くしゃみの回数だけではアレルギー性鼻炎かどうかはわかりません。
- 鼻水、鼻づまり、鼻のかゆみなど他の症状があるかどうか
- アレルゲンの曝露があるか
- 鼻の中の粘膜が蒼白で腫れがあるかどうか
- 鼻水の中に好酸球というアレルギー関連の血球を認めるかどうか
- 採血でアレルギーの抗体価が上がっているかどうか
など。
アレルギー性鼻炎のことや治療について詳しく知りたい方は、かかりつけ医に相談しましょう。
また、受診や薬の待ち時間の負担が少なく、気軽に医師に相談できるオンライン診療サービスを利用するのもよいでしょう。
真生会富山病院 耳鼻咽喉科
阿河 光治 監修
(参考文献)
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