脳出血の場合、主にどのような治療をしますか?
止血剤の投与や血圧の管理を行います。脳浮腫や頭蓋内圧亢進に対して、抗脳浮腫薬を使用することがあります。
起こってしまった出血がこれ以上広がらないように、止血剤の投与や血圧の管理を行い、止血を図ります。
相当量以上の出血があり、脳浮腫や頭蓋内圧亢進がみられる場合、抗脳浮腫薬を使用することがあります。
抗血栓療法中の方が脳出血を起こした場合、血液製剤や抗血栓薬に対する中和剤を使用することがあります。
ある程度以上の血腫量と、それに伴う症状が存在する場合、手術によって血腫除去を行うことがあります。
手術の目的は、血腫を除去することにより血腫周囲の脳の圧迫を解除することで、脳出血を起こしてしまった脳そのものの損傷が治るわけではありません。
病院勤務 脳神経内科
鈴木 智 監修
(参考文献)
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