結膜炎と角膜炎の違いを教えてください。
炎症が起こる場所が異なります。
結膜炎と角膜炎は、どちらも目に起こる炎症ですが、炎症が起こる場所が異なります。
結膜炎は、まぶたの裏側と白目の表面を覆っている半透明の膜「結膜」に炎症が起こる病気です。
原因はさまざまで、細菌やウイルスによる感染、アレルギー、異物などが考えられます。
症状としては、目の充血、かゆみ、目やに、涙などが挙げられます。
一方、角膜炎は、黒目の表面を覆っている透明な膜「角膜」に炎症が起こる病気です。
角膜は光を屈折させてピントを合わせる役割を担っており、視力に関わる非常に重要な部分です。
角膜炎の原因も感染や外傷、コンタクトレンズの不適切な使用などさまざまです。
症状として、目の痛み、異物感、充血、涙、視力低下などが現れます。重症化すると視力に影響が出ることもあります。
どちらの病気も早期の診断と治療が大切です。目に異常を感じたら、眼科を受診しましょう。
東北大学病院 眼科
山口 知暁 監修
(参考文献)
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