テニス肘には初期症状はありますか？

テニス肘は、急激に強い痛みが始まる場合と徐々に痛みが悪化する場合と、症状の現れ方は二通りあります。

急性発症

手首から指までの筋肉を急に酷使した後に（例：慣れない激しいスポーツをしたなど）、数日以内に突然痛みが出るケース。

慢性発症

仕事や家事、スポーツなどで日常的に手を使い続けることで、徐々に痛みが強くなるケース。

一般的に、この病気の原因はオーバーユース（日常的な使いすぎ）とされています。このため、最初はスポーツをしているときだけ痛みを感じるといったような、特定の作業のみに肘に痛みを感じる状況から始まります。このような初期の段階で適切に処置をすることで、病気の悪化・長期化を防ぐことができる場合が多いため、気になる症状があれば早い段階で医療機関を受診しましょう。