「テニス肘」とはどのような病気ですか?
手の筋肉を使いすぎることにより、肘の外側にある腱の付け根に炎症が起こる病気です。
「テニス肘」とは、正式には「上腕骨外側上顆炎(じょうわんこつがいそくじょうかえん)」と呼ばれる病気です。これは、物をつかんで持ち上げたり、タオルをしぼったりする動作をするときに、肘の外側に痛みが出る病気です。テニスをする人に多く発見されたため、この名前で呼ばれています。
肘の外側にある、手首や指を伸ばすための筋肉(伸筋群)の腱が、骨に付着する部分で、炎症を起こしたり線維の小さな断裂(微小断裂)を起こしたりすることが原因であると考えられています。
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山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
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