テニス肘ではどのような症状がありますか?
物をつかむ、タオルを絞る、手をひねるなどの動作をしたときに肘の外側に痛みを感じます。
テニス肘で痛みが出るのは、主に肘の外側から前腕にかけての部分です。病気の原因となる短橈側手根伸筋は、手首を伸ばす働きをしているため、手首を伸ばす力が必要な動作で痛みが出やすくなります。
具体的には次のような動作で痛みが現れます。
- 物をつかんで持ち上げる時。
- タオルや雑巾を絞る時。
- ねじ回しを回す時
この病気の初期では、安静にしている時には痛みはありません。しかし、病気が悪化したり長期化したりすると、安静にしていても痛みを覚えることがあります。
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山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
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