テニス肘は主にどのような薬で治療しますか?副作用はありますか?
湿布や内服薬として消炎鎮痛剤が使われます。注射ではステロイドが使われますが、それぞれにリスクがあります。
テニス肘の薬物治療は、炎症を抑えたり、痛みを和らげたりすることを目的として行われます。
外用薬、内服薬
消炎鎮痛剤である非ステロイド系抗炎症薬(NSAIDs)が、湿布や塗り薬、内服薬として使われます。外用薬には、かぶれや皮膚炎を生じる副作用の可能性があります。内服薬には、胃腸障害や腎機能障害、アレルギー反応といった副作用の可能性が一般的にあります。副作用の種類は使用する薬剤によって異なるため、薬の使用の際には医師や薬剤師の説明を十分に聞きましょう。
注射薬
痛みが強く、サポーターや消炎鎮痛剤では症状が十分に抑えられないときには、患部に局所麻酔薬とステロイドを混ぜた注射が行われることがあります。ステロイド注射は、短期的な(3ヶ月以内程度)症状の改善には有効性があると考えられています。一方で、漫然と長期間使用すると腱が構造的に弱くなり、より損傷しやすくなることがあるため注意が必要です。
また、以下のようなほかの副作用の可能性があります。
- 皮膚の萎縮(皮膚が薄くなる)や変色
- 細菌感染
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(参考文献)
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テニス肘
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最終更新日:
山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
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