急性心膜炎は心電図でわかりますか?
急性心膜炎では、心電図に特徴的な変化が現れることがあります。
急性心膜炎では、心電図に特徴的な変化が現れることがあります。
心臓の膜に炎症が起きる急性心膜炎では、心電図の波形に「ST上昇」や「PR低下」といった電気的な異常が広範囲に見られることがあります。これは、心臓の外側の膜(心膜)のすぐ内側にある心筋の表面(心外膜)の炎症を示唆する所見です。
ただし、全ての患者さんでこれらの変化が見られるわけではなく、およそ6割程度で見られるとされています。心電図は、急性心膜炎が疑われる場合に必ず行われる重要な検査の一つですが、これだけで診断されることはありません。他の検査所見、症状などと合わせて診断されます。
おだかクリニック 循環器内科 副院長
小鷹 悠二 監修
(参考文献)
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