急性心膜炎の場合、主にどのような治療をしますか?
急性心膜炎の治療は、主に炎症を抑える薬とコルヒチンが中心となります。
急性心膜炎の治療は、主に炎症を抑える薬やコルヒチンが中心となります。心臓を包む膜の炎症である急性心膜炎の治療では、主に症状を和らげ、炎症を抑えることが目的となります。まず、アスピリンやイブプロフェンなどの「非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)」が第一選択薬として推奨されます。これらは痛みや炎症を抑える働きがあります。
さらに、「コルヒチン」という薬をNSAIDsと併用することが推奨されています。コルヒチンは、症状の改善を早めたり、炎症が繰り返し起こるのを防ぐ効果が期待されます。
これらの薬が使えない場合や特定の原因の場合、効果が不十分な場合には、「ステロイド」という炎症を強く抑える薬が考慮されることもありますが、これは通常、他の薬で効果がない場合の次の選択肢とされています。
また、治療中は安静にし、激しい運動を控えることが大切です。症状が落ち着き、炎症の数値が正常に戻るまでは、身体への負担を避けることが勧められます。
おだかクリニック 循環器内科 副院長
小鷹 悠二 監修
(参考文献)
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