筋膜炎には初期症状はありますか?
筋膜炎の初期には、安静時に痛みがなく、動かすと違和感や軽い痛みが現れる程度であることが多いです。
多くの筋肉の痛みは、使い過ぎや怪我の後に発生しますが、通常は数週間で自然に改善します。
しかし、この不調が持続したり悪化したりする場合、筋膜炎の可能性があります。筋膜炎の初期段階では、以下のような状態が考えられます。
軽度の症状
運動時や特定の動作をした際に感じる違和感や軽い痛み。筋肉が大きく損傷する肉離れとは異なり、初期の筋膜炎では軽い痛みや違和感にとどまることが多いです。
トリガーポイントの症状
筋肉を触ると硬いしこりや押すと痛む点(圧痛点)がありますが、安静にしているときには自発的な痛みはありません。
このような初期段階でも、すでに筋肉の可動域の制限や筋力低下が起こっている可能性があります。この段階で適切なケアを行うことで、安静時にも痛みを伴う筋・筋膜性疼痛症候群のように、安静時にも痛みを伴う状態への進行を予防する効果が期待できます。


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山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
(参考文献)
Mehul J Desai et al.“Myofascial pain syndrome: a treatment review”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/25135034/,(参照 2025-10-07).
Robert Bennett.“Myofascial pain syndromes and their evaluation”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/17602992/,(参照 2025-10-07).
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