過労の場合、主にどのような治療をしますか?
まずは十分な休息/睡眠が重要です。そして、眠れないなどの症状があれば、やわらげるための薬を使ったり、過労に至る背景にある行動パターンを変えたりする治療が有効です。
過労の状態にあるとき、次のような回復の方法があります。
休息や睡眠を十分にとる
仕事を休むことでストレスの原因から離れたり、睡眠時間を確保したりします。時間はあるのに眠れない時は、睡眠に対する心理療法(認知行動療法)や薬物療法が役に立ちます。
心理療法
過労に至ってしまう背景として、「頼まれると断れない」、「他の人に頼るのが苦手」、「疲れに気づきにくく頑張りすぎてしまう」などの個人の傾向が影響しているかもしれません。セルフケアやコミュニケーションのスキルを身につけることで、疲れがたまっていることに早めに気づいて、対処できるとよいでしょう。
薬物療法
寝つきが悪い、夜中に何度も目が覚めるなど睡眠が十分にとれないときは睡眠薬が処方されることがあります。また、気分の落ち込みや意欲の低下、食欲不振などがみられるときは、抗うつ薬や抗精神病薬などの向精神薬が処方されることがあります。そのほか、体質や困りごとに応じて、漢方薬が処方されることもあります。
精神科・心療内科
日下 慶子 監修
(参考文献)
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