結膜炎と結膜びらんの違いはなんですか?
結膜炎は結膜が炎症を起こしている状態であるのに対し、結膜びらんは結膜の表面が傷ついた状態です。
結膜炎は、結膜の炎症による病気で、ウイルス・細菌・アレルギーなどが原因となります。
主な症状は、目の充血、目やに、かゆみ、涙の増加などです。治療は、原因に応じた点眼薬が用いられます。
一方、結膜びらんは、結膜の表面が摩擦や乾燥で傷つく状態を指します。異物感や軽度の痛みが特徴です。
原因としては、コンタクトレンズの長時間使用やドライアイが関与していることが多いです。
治療は、人工涙液や抗生物質の点眼薬で結膜を保護します。
結膜炎は炎症が主な原因であるのに対し、結膜びらんは物理的な損傷が原因であり、症状や治療法が異なります。
適切な診断と治療のため、症状が続く場合は眼科を受診しましょう。
東日本橋内科クリニック 眼科
恒矢 美貴 監修
(参考文献)
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