血管新生緑内障の名医の探し方を教えてください。
血管新生緑内障は、緊急性の高い疾患で、適切な治療と専門的な判断が極めて重要です。
血管新生緑内障は、進行が早く視力を急速に失う可能性がある重篤な眼科疾患であり、適切な治療と専門的な判断が極めて重要です。そのため、経験豊富な専門医、いわゆる「名医」に診てもらうことを希望する方も多くいます。以下は、血管新生緑内障の専門医や信頼できる医師を見つけるための具体的な方法です。
まず、名医を探すためには、大学病院や総合病院の眼科(特に緑内障専門外来)を受診することが基本となります。緑内障の中でも血管新生緑内障は特殊なタイプであり、網膜疾患や糖尿病網膜症、網膜静脈閉塞症などの合併が関係するため、網膜と緑内障の両方に精通した医師が在籍する高度医療機関が適しています。日本では、国公立大学病院や緑内障専門クリニック、大手の眼科病院に多くの専門医が在籍しています。
次に、学会の専門医制度を活用する方法があります。たとえば、日本緑内障学会や日本眼科学会のホームページでは、「専門医名簿」や「認定施設一覧」が公開されており、緑内障治療に携わる医師の資格や所属施設を確認することができます。これらの学会で指導的立場にある医師は、研究・臨床の両面において高い実績を持つことが多く、信頼性の高い情報源です。
さらに、糖尿病内科や内科で治療中の場合は、主治医に信頼できる眼科専門医の紹介を依頼するのも有効です。大病院間では紹介状を通じて、緑内障に特化した医師の予約を優先的に取ってもらえることもあります。
このように、血管新生緑内障の名医を探すには、大学病院や専門病院を中心に、専門医の資格や診療分野の情報を確認し、必要に応じて紹介制度を活用することが有効です。症状がある場合には時間をかけず、できるだけ早く専門性の高い医療機関を受診することが、視力を守るためには極めて重要です。
東北大学病院 眼科
山口 知暁 監修
(参考文献)
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