がんの場合でもできるスポーツや運動について、ステージ別で教えてください。
がん患者さんの有酸素運動や筋力トレーニングの有効性は報告されていますが、運動をはじめる際は必ず医師に相談しましょう。
がん患者さんに推奨される運動には以下のようなものがあります。
推奨される運動
- 有酸素運動:
ウォーキングやサイクリングなどの軽度から中程度の有酸素運動が推奨されています。これらは心肺機能を向上させ、全身の血流を促進します。
- 筋力トレーニング:
軽いダンベルや自重を使った筋力トレーニングが推奨されています。これにより筋力を維持し、日常生活の活動性を高めることができます。
- 柔軟性運動:
ヨガやストレッチなどの柔軟性を高める運動も重要です。これらは関節の可動域を広げ、リラクゼーション効果もあります。
運動の効果
- 倦怠感の軽減:
運動はがん関連の倦怠感を軽減する効果があります。
- 精神的健康の向上:
運動はうつ病や不安の軽減にも寄与します。
- 生活の質の向上:
定期的な運動は全体的な生活の質を向上させることが示されています。
注意点としては、 運動を始める前に、必ず医師に相談してください。また、体調や治療の進行状況に応じて、運動の強度や種類を調整することが重要です。
東京医科歯科大学病院 がんゲノム診療科 特任助教
石橋 直弥 監修
(参考文献)
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