角膜が傷ついた場合、結膜炎になることはありますか?
はい、角膜が傷つくと結膜炎を併発することがあります。
角膜の損傷によって細菌やウイルスが侵入しやすくなり、感染を引き起こすことで結膜炎が発症する可能性があります。
例えば、コンタクトレンズの不適切な使用、異物の擦過傷、ドライアイによる角膜の乾燥、紫外線暴露などで角膜に傷がつくと、細菌やウイルスの侵入を防ぐバリア機能が低下します。
その結果、細菌性結膜炎やウイルス性結膜炎を発症するリスクが高まります。
また、角膜が傷ついた状態で適切なケアをせずに放置すると、角膜炎の悪化に伴い、結膜炎を併発することもあります。
特に、角膜びらんや角膜潰瘍を起こすと、目の充血や大量の目やに(めやに)、強い痛み、 視力低下につながる可能性もあります。
そのため、角膜に傷がついた場合は、自己判断で放置せずに、眼科で適切な診察を受け、必要に応じて抗菌薬や保護用の点眼を使用することが重要です。
東北大学病院 眼科
山口 知暁 監修
(参考文献)
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