細菌性結膜炎の場合、目やにの色はどうなりますか?
目やにの色は、黄色や黄緑色になります。
細菌性結膜炎の場合、目やに(めやに)は黄色や黄緑色の粘り気のある膿性の分泌物が特徴的です。
これは、細菌感染による炎症反応の結果として、白血球や死んだ細菌が混ざった膿が分泌されるために起こります。
特に、インフルエンザ菌や黄色ブドウ球菌、肺炎球菌などの細菌が原因の場合、目やに(めやに)は濃い黄色や黄緑色になり、まぶたにこびりつくことがあり、朝起きたときにまぶたがくっついて開けにくくなることも多いです。
一方で、ウイルス性結膜炎の場合は白色のサラサラした涙のような分泌物が多く、アレルギー性結膜炎では水っぽく透明な目やに(めやに)が出るのが特徴です。
細菌性結膜炎では、適切な抗菌薬点眼薬の使用により症状が改善するので、早めの治療が重要です。
東北大学病院 眼科
山口 知暁 監修
(参考文献)
こちらの記事は参考になりましたか?
よろしければ、ご意見・ご感想をお寄せください。
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
結膜炎
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
疾患について分かりやすくまとまっています
1
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
2
一問一答なので 読むのが簡単
3
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
初めての方へ
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ