肝内胆管がんのセルフチェックはできますか?
自覚症状のみから診断を行うことは困難です。いくつかのリスク因子が知られています。
肝内胆管がんであるかを、症状からセルフチェックすることは、基本的に難しいです。
肝内胆管がんは、早期には無症状であることが多く、身体の症状から診断することは極めて困難です。早期発見するための有効な検査は確立されていませんが、エコーやCTなどの画像検査が診断には有用です。
肝内胆管がんのリスク因子として、いくつかの要因が知られています。原発性硬化性胆管炎の患者さんは、胆管に慢性の炎症が続く結果、胆管がんのリスクが高いことがわかっています。肝内胆管結石の患者さんも同様です。
そのほかに、特定の有機溶剤への暴露(印刷工場など)もリスクが高まることがわかっています。
ただし、これらのリスク因子がなくても発症する方も多くいますし、リスク因子があっても必ず発症するというわけではありません。
確定診断には専門的な検査が必要であり、肝内胆管がんが疑われた場合には、すぐに消化器内科を受診しましょう。
医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科
石川 翔理 監修
(参考文献)
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