ストレスが原因で前立腺炎の症状が悪化することはありますか?
ストレスが直接の原因とは限りませんが、CPPSでは症状を悪化させる要因になりえます。
前立腺炎のなかで最も多い慢性前立腺炎/慢性骨盤痛症候群(CPPS)では、ストレスや不安、気分の落ち込みといった心の状態が、症状の強さや生活へのつらさと関係することが知られています。
ストレスだけが前立腺炎を引き起こすわけではありませんが、痛みを感じやすくさせたり、症状を悪化させたりする要因の一つと考えられています。症状の一つである痛みが持続すること自体がさらにストレスになり、痛みとストレスが互いに強め合う悪循環に陥ることもあります。
そのため、ストレスへの対処はCPPSの治療の一部として大切です。十分な睡眠や休息をとる、リラックスできる時間をつくる、つらいときは一人で抱え込まずに相談するといった工夫が役立ちます。症状や不安が強い場合は、専門家によるカウンセリングなどの心理的なサポートが行われることもあります。
なお、細菌の感染が原因で急に起こる急性前立腺炎は、ストレスが直接の原因ではありません。ただし、体調を崩すと回復に影響することもあるため、急性前立腺炎の時も無理をせず療養することが大切です。
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(参考文献)
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編集・監修基準について
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東京大学大学院医学系研究科 泌尿器外科学 泌尿器科
秋元 隆宏 監修
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