上腕骨骨折の場合、日常生活で気を付けることはありますか?
骨折が安定するまで動かしすぎないように注意が必要です。どの程度動かして良いか、医師に確認しましょう。
骨折を起こした早期(骨折直後から3-4週間)は、肩や腕を動かした際に、折れた骨同士がまだ離れやすい状態です。
ギプスなどの固定や手術を行っていたとしても、十分に骨折部位が安定するまでは腕を動かしすぎたり、体を支えるなどして力を入れすぎないように気をつける必要があります。
特に、骨折した部位が急に再び腫れてきたり、痛みが強まってきた場合は、折れた骨がずれてしまった可能性があります。
このような症状が現れた場合には、治療を受けている医師に相談して評価を受けるようにしましょう。
固定をより強固にするなどの追加処置や手術が必要になる場合があります。
山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
(参考文献)
日本整形外傷学会.“上腕骨近位端骨折”..https://www.jsfr.jp/ippan/condition/ip14.html,(参照 2025-06-26).
.“上腕骨近位部骨折”.整形外科シリーズ 30.https://www.joa.or.jp/public/pdf/joa_030.pdf,(参照 2025-06-26).
日本整形外傷学会.“上腕骨骨幹部骨折”..https://www.jsfr.jp/ippan/condition/ip28.html,(参照 2025-06-26).
日本整形外傷学会.“成人の上腕骨遠位部骨折”..https://www.jsfr.jp/ippan/condition/ip04.html,(参照 2025-06-26).
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