過眠症を放置するとどうなりますか?
社会生活に支障をきたし、居眠りなどによる事故リスクが高まる可能性があります。
過眠症を治療せずに放置すると、単に日中眠いというだけでなく、生活の質(QOL)を著しく低下させるさまざまな問題を引き起こします。
まず、耐えがたい眠気による集中力や記憶力の低下は、学業不振や仕事上のミスにつながり、社会的信用を失う原因となり得ます。また、運転中や危険な機械の操作中に突然眠りに落ちてしまうと、命に関わる重大な事故を引き起こす危険性があります。
特にナルコレプシーという種類の過眠症では、情動脱力発作(カタプレキシー)という、感情が昂った際に体の力が抜ける発作を伴うことがあり、転倒による怪我のリスクもあります。
さらに、周囲から「怠けている」と誤解されることで孤立感を深めたり、うつ病などの精神疾患を併発、または悪化させたりすることも少なくありません。適切な治療で症状は管理できるため、放置せずに専門医へ相談することが重要です。
こころの港クリニック 京橋・東京駅前 精神科・心療内科
山﨑 龍一 監修
(参考文献)
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